ゲームのある日常

ゲームを生涯の趣味にしようと思ったオッサンの独り言。

rain (PS3)


Rain Launch Trailer (PS3) - YouTube

 

ずっと気になっていたPS3のダウンロード専用タイトル『rain』をプレイする。

取り敢えず、Chapter3まで進めた感想。

水彩画を思わせる美術とサウンドはさすが、PVで期待した通りの出来で素晴らしい。絶えず聞える雨音がとても心地良い。ゲーム性は意外にシビアで、ちょっとした操作ミスで結構死んでしまう。どこでどう行動すべきか、死んで覚える(いわゆる)『死にゲー』の要素が強い。

 

ゲームとしてはそれなりに面白いし、非常に高いクオリティでまとまっているとは思うのだけど、実のところ、ちょっと肩透かしを食らった感も否めない。

このゲームのコンセプトは『迷子』であるという開発者のコメントをどこかで呼んだ記憶があるが、実際遊んでみると、あまり『迷子』になったような感覚がない。基本的にゲームの進行は一本道でひたすら先に進むだけ、シチュエーション毎にやるべきことは決まっていて、他の回答というのはどうやら用意されていない。そこで何をすべきかはテキストで暗示され、試行錯誤する要素も多くはない。つまり、迷い様がないのである。どうやら周回プレイすると、アイテム集め的な要素が加わるらしいのだが、初回プレイにはどうやらそれもないので、なおのこと、迷ったり道を探したりという感覚は希薄になる。

個人的な好みから言えば、もう少し自由度があっても良かったのではないか? とも思うのだが、もともとがパッケージタイトルではないことも考えると予算枠が限られてはいたのだろうし、そこまで求めるのは酷というものかもしれない。

 

序盤を触ってみた感想としてはこんなところか。ゲーム全体の評価は当然クリアしてみないと何も言えないので、まずはクリアを目指すことにしよう。