ゲームのある日常

ゲームを生涯の趣味にしようと思ったオッサンの独り言。

rain(PS3) Chapter6まで終了

Chapter4で追いかけていた少女とようやく合流、そこから俄然、ゲームが面白くなる。少女の操作はできないのだけど、肩車を使って彼女を高いところに登らせたり、二人で重い物を一緒に押して動かすといった擬似的な協力プレイができるようになり、とても楽しい。

だけど、ちょっと少女と合流できるタイミングが遅いような気が。ICOで例えるなら、城の門が閉ざすイベントあたりで初めてヨルダと合流できるといったところか。明らかにボーイ・ミーツ・ガールを主題にしているのだし、もう少し二人が知り合うタイミングが早くても良かったのではないだろうか。

この手の3Dアクションアドベンチャー系のゲームの宿命かもしれないが、操作性に今ひとつ難があるのも気になるところ。そこが飛び越せるのかどうか、いまひとつ判然としない場所があったり、攻略に重要なオブジェクトがカメラアングルのせいでかなり気が付きにくい点があったりするのが気になる。

グラフィックや演出、サウンドは秀逸。ドビュッシーの『月の光』がとても良い雰囲気を醸し出している。ゲーム性は意外に高いので、単に雰囲気だけを売りにしたアート系タイトルではないことも確か。

 

Chapter6のラストでストーリー上重要なイベントが発生。まあ、そんな感じなんだろうな、と思っていたのと似た展開になるが、これは予定調和としてとても良いと思う。ラストがChapter8らしいので、残すところはクライマックス、どんな感じでまとめていくのかが楽しみ。