ゲームのある日常

ゲームを生涯の趣味にしようと思ったオッサンの独り言。

Space Engineers

少し恥ずかしい話の告白になるけど(自爆、子どもの頃からの妄想で、今も時折繰り返しているものがある。それは『自家用宇宙船を持つなら、どんな船がいい?』、というもの。まあ、子ども時代に『宇宙戦艦ヤマト』や『スターウォーズ』に親しんだSF者なら、そんな妄想をした経験がまったくない、という人の方が少ないのではないだろうか。無論、いい歳した大人になってもそんな妄想を楽しんでいるのは問題だろうけど(自爆しまくり

チェコのインディーデベロッパー、Keen Software Houseが製作中のサンドボックスゲーム『Space Engineers』は、そんな願望を実現してくれそうな、魅惑的なタイトルである。ひとことで言ってしまえば『宇宙版Minecraft』と言った感じのゲームで、小惑星から資源を採取し、それを使って自分の好みの宇宙船(小型・大型)から宇宙基地まで建造できるというもの。しかも、それらを自由に操縦できるのは当然として、大型宇宙船や宇宙基地の中に入ってその中を探索することもできてしまう。

宇宙空間ならではの無重力や慣性が働く空間で、自由に宇宙船を設計し、完成したそれを駆って宇宙の大海原を行く。それを考えただけで、スペースオペラに憧れたことのあるSF者なら、血の滾るのを感じるのではないだろうか。

オブジェクトの挙動も、物理エンジンによって管理されおり、宇宙船同士の衝突や破壊と言った表現が極めてリアリスティックに描かれているのも凄い。

現在、α版がSteamで有料提供されている。所謂早期アクセスというやつだが、α版であるために、いまだ実装されていない機能も多いようである。ただ、既にマルチプレイ機能や武装を用いた戦闘も実装されているという。

とても魅惑的なタイトルであることは間違いなのだけど、実はちょっと手を出しかねている。この手のゲームは自由度が高いだけに、逆にプレイヤーのスキルやセンスが問われる。正直、始めてみたのはいいけど、自分の納得いくような宇宙船が建造できないことになりはしないか、そんな不安感が強いのである。Minecraftにいまだ手を出さないでいるのも、実はそれが大きな理由だったりするので。

まあ、手を出すなら早いうちの方が良いのだろうけど。


Space Engineers - Alpha Footage 8/2013 - YouTube