ゲームのある日常

ゲームを生涯の趣味にしようと思ったオッサンの独り言。

ライフスタイルゲーム遍歴(2)クロノ・トリガー

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ゲームを趣味にし始めた当初は特にRPGを好み、ドラゴンクエストファイナルファンタジーを始め、結構な数のタイトルを遊んだ記憶がある。

しかし、ほとんどの場合、RPGは一度クリアしたら二度と遊ぶことはなかった。ストーリーを追うことを主眼としてプレイするため、一旦クリアしてしまえばそのゲームに満足してしまうこと(だから所謂やりこみ要素にも興味がなかった)、また、せっかくレベル上げしても、やり直すとなるとまた1レベルからキャラを成長させなければいけないのが面倒でもあった。

そんな中で、『クロノ・トリガー』は例外的に長期にわたって繰り返しプレイし続けた思い出のあるタイトルだ。

クロノ・トリガー』を繰り返しプレイする気になれたのは、なによりも「強くてニューゲーム」というシステムのおかげだった。キャラのレベルはクリア時のまま、装備・アイテムも一部イベント系のものを除いて所持したまま最初からゲームをやり直せるというそのシステムのおかげで、2周目以降さくさくとプレイできたのが楽しかった。

加えて、このゲームのストーリーや世界観が実に周回プレイ向きであったことも大きな要素といえる。

クロノ・トリガー』のメインストーリーは、タイムマシンを駆使して過去を変革することで未来に影響を与える形で進行する。プレイヤーは何度も過去に遡り、プレイを繰り返すことでゲームを進めることになる。つまり、その世界設定自体が、周回プレイというメタな要素を最初から内包していたとも言えるのである。

実際どれほどの時間をこのゲームに費やしたのか、はっきりとしたことは覚えていない。ただ、ゲーム終盤でひとつだけ入手できる主人公専用の最強武器である「虹」という刀を8本所有していたのだから、最低8周はしているのだろう。他にもマルチエンディングコンプリートも目指していたはずだから、それなりの時間をこのゲームに費やしていたことだけは間違いない。